ボサノヴァ

平和な愛　 O Amor Em Paz

最後までコードを見ていきました。基礎的なコードの形がだいぶ頭に入ってきているようです。常に元の形＋テンションという考え方でコードを整理して行きましょう。m6コードと7(9,♯11)コードはどちらもよく使われるボサノヴァらしいコードです。難しいですが手に馴染ませて下さい。dimは半音下の7thのルートが上がったもの、という考え方もしっかり使えるようにしておきましょう。

日高

ボサノヴァ

平和な愛 (O Amo Em Paz)

６弦ルート時の２弦の音を覚えました。コードネームが何も変化しない場合、２弦の音はルートの真下を押さえます。これが「５度」です。５度は変化しない限り表記されません。この５度が半音下がったものが「♭5（♯11）」です。逆に５度が半音上がると「♭13（♯5、aug）」になります。同じ音でも表記が違うのはそれぞれ訳があるのですが、今は理論的な理解は置いておいて一括りで覚えてしまって下さい。これらの番号（ディグリー（度数）といいます）はコードの場合「ルートからの相対的な距離」を表しているので、ルートが６弦上のどこにあってもルートから見た場所は同じになります。ここをしっかり把握していって下さい。

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ボサノヴァ

Amor em Paz 平和な愛

英語タイトル「Once I Love」で知られるボサノヴァ、ジャズのスタンダードです。イントロC♯7(♭9)が難しいですが、人差し指を使って4弦、２弦を両方押さえる形を練習しておきましょう。Aメロ始まってからの流れは、無駄なく美しい流れになっています。無駄に指を動かさず、滑らかに弾きましょう。特にBm7からのCdim7はボサノヴァらしい動きなのでしっかり練習して下さい。人差し指、薬指を動かさない事がポイントです。

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ボサノヴァ

O Amoz Em Paz 　平和な愛

コードを覚えたら、今までに使ってきたコードのヴォイシングやポジションに置き換えて、色々な流れを自分で作っていきましょう。♯11thの表記があるコードでも♭5コードに応用できる場合があったりするので、♯11≒♭5、♯5≒♭13などが出てくるといいです。あとは基本的なローコードがしっかり出てくるようにしておきましょう。瞬間的にはルートを省く場合もあるので覚えて置いて下さい。

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